1. 桐生織物はどんな国に出しているんですか。
A) 桐生織物は、主にアメリカ・中近東・オーストラリア・ヨーロッパなど、世界中の地域に輸出されています。
2. 桐生織物のどんなところを認めて買ってくれるのですか?
A) 桐生織物は、色目とか、触った感じ(風合いといいます)などの品質が良くどの生地も安定していて、お客さんの要望にそった物をつくっているからです。
3. 形と色の工夫はありますか。
A) 織物は経糸と緯糸の組み合わせで出来ています。そして、設備の仕様等を考えて、織物のデザインなどを工夫しています。
デザインは、流行にあったデザインと伝統的なデザインに分かれますが、伝統的なデザインでも工夫して、変化する場合があります。
色は、お客さんに喜ばれるように、考えて工夫した色をつけます。また、お客さんが要望した色をつけるときもあります。
4. 11月3日はどうして「きものの日」なんですか
A) 昭和52年に、より多くの人々に着物を着て頂こうと言うことで、当時の桐生市長さんと相談して文化の日を「桐生きものの日」と決めました。
ちなみに、全国的には、11月15日の七五三の日です。
5. 帯には何個の繭を使いますか。
A) 約3,000個の繭を使います。
6. 繭 1粒の重さは何グラムですか。
A) 繭1粒 約2g です。
ちなみに1粒の長さは、約1,100m~約1,400mです。